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育児術

感情的にならない!イヤイヤ期の声かけ術5選

dragonron007@gmai.com

「どうしてそんなことで怒るの?」
「またイヤイヤが始まった…もう疲れた」
子どもの“イヤイヤ期”に戸惑うパパは少なくありません。

ついイライラして、感情的に叱ってしまったあとに
「こんな言い方でよかったのかな」と後悔することもありますよね。

私も最初はうまく向き合えず、怒る→泣かれる→自己嫌悪、
そんな悪循環に悩んでいました。

でも、“言葉のかけ方”をほんの少し変えるだけで
子どもが落ち着いたり、切り替えられる場面が増えたんです。

この記事では、感情的にならずに子どもと向き合える
「イヤイヤ期の声かけ術」を5つに厳選してご紹介します。

読めば、今日からの声かけが変わり、
パパとしての関わり方にも自信が持てるようになりますよ。

なぜパパは“イヤイヤ期”で悩むのか?

子どもの成長には必要な“イヤイヤ期”。でも、パパにとっては悩みのタネにもなりがちです。

「イヤ!」と泣き叫ばれたり、何をしても受け入れてもらえなかったり…。
一生懸命やっているのに拒否されると、心が折れそうになりますよね。

とくにパパは、子どもとの接点が限られていたり、
“正解がわからない”中で対応している人も多いです。

私自身、はじめての育児で「この泣き方、どうすればいいの?」と
戸惑うばかりの日々が続いていました。

でもあとから知ったのは、イヤイヤ期は子どもの心が育つ大事なステップだということ。
「自分の思いを伝えたい」「自分で決めたい」という主張の表れなんです。

そう考えると、必要以上に叱るのではなく、
“関わり方”を変えることが大切だと感じました。

子どもの気持ちに向き合うには、声かけの工夫が効果的
ほんの少し言い回しを変えるだけで、反応がガラッと変わることもあります。

1.「そうだよね」と共感するひと言を添える

子どもがイヤイヤを爆発させたときこそ、“共感のひと言”が効きます。

大人でも、頭ごなしに否定されるとムッとしますよね。
子どもも同じで、「ダメ!」「やめなさい!」と叱られると反発します。

そこで、「そうだよね」「イヤだったんだね」など、
気持ちを“代弁”してあげるだけで、落ち着くことがあります。

私も、「やりたかったんだよね」と声をかけたことで、
それだけで泣き止んだことが何度もありました。

子どもは“わかってもらえた”と感じると安心します。
この安心が、切り替えのスイッチになるんです。

まずは“受け止める”だけでOK
否定ではなく共感から入ることで、子どもは心を開いてくれます。

2. 指示ではなく“選ばせる”ことで主導権を渡す

「〇〇しなさい」ではなく、子どもに“選ばせる形”にすると、驚くほどスムーズに動いてくれます。

イヤイヤ期の子どもは、自分で決めたい気持ちが強くなります。
そこに一方的な指示がくると、反発心が高まりやすくなります。

たとえば「早く着替えて!」ではなく、
「青い服と赤い服、どっちがいい?」と聞いてみると、
選べることで“自分で決めた”感覚が得られ、行動につながりやすくなります。

うちの子も、「お風呂に入ろう」と言うとイヤがるのに、
「おもちゃ持って入る?それともタオルだけで入る?」と聞くと、
自分で考えて動き始めてくれることが多くなりました。

選択肢を与えることで、親のペースにもっていけるのがコツです。

「指示」よりも「質問」で切り替える
子どもが“自分で決めた”と思えると、行動がスムーズになります。

3.「あとでね」をやめて、時間で約束する

“あいまいな言い方”よりも、具体的な時間の約束が子どもには伝わりやすくなります。

「あとでね」「もうちょっと待って」――
大人には便利な言葉でも、子どもにとっては不安とストレスのもとになります。

時間の感覚がまだ未発達な時期だからこそ、
“いつなのか”がわからないまま待たされるのはつらいのです。

たとえば、「あとでおやつね」ではなく、
「このテレビが終わったら食べようね」など、
目に見える“区切り”で伝えると納得しやすくなります。

私も、「あとで遊ぼう」は毎回ぐずられていましたが、
「ごはん食べて、お皿片付けたら遊ぼうね」と伝えるようにすると、
スムーズに切り替えられるようになりました。

“見通し”を与えると、子どもは落ち着く
あいまいな言葉を避けて、具体的な“タイミング”を伝えてあげましょう。

4. 大人の都合ではなく、気持ちを説明する

「ダメ!」ではなく、“なぜダメなのか”を子ども目線で説明すると納得してくれやすくなります。

「今はムリ」「静かにして」など、大人の都合だけを押しつけると、
子どもは理不尽さを感じて、より反発してしまいます。

そこでおすすめなのが、“理由+気持ち”で伝える方法です。

たとえば「お菓子はダメ!」ではなく、
「今食べるとごはんが食べられなくて、おなか痛くなるかも」
「ママが困っちゃうんだよ」といった、やさしい言葉で理由を添えるだけで反応が変わります。

私も、「やめて」と言う代わりに「パパはちょっと疲れちゃったな」などと、
自分の気持ちを伝えるようにしただけで、空気がやわらかくなりました。

子どもは小さくても、“ちゃんと伝えれば理解しようとする力”を持っています。

ルールよりも“気持ち”が届く
大人の事情を押しつけるのではなく、「どうして?」に答える姿勢が大切です。

5. 感情が爆発したら“安全な場所”を作る

泣いたり怒ったりしているときは、“落ち着ける場所”があるだけで子どもは安心します。

イヤイヤ期の子どもは、自分でも感情のコントロールがうまくできません。
「泣かないの!」と言われても、止められないのが本音です。

そこで、あらかじめ“落ち着けるスペース”を用意しておくと役立ちます。
たとえばお気に入りのぬいぐるみがある場所、
静かにできるクッションやマットの上などです。

うちでは、子どもと一緒に「ここは休憩コーナーね」と決めておくことで、
「イライラしたらここでひと休み」という流れが自然とできました。

逃げ場所があるだけで、子どもも「気持ちが乱れても大丈夫」と思えるんです。

泣いても怒っても、安心できる場所を
感情を落ち着けるスペースがあると、子どもの“自己調整力”が育ちます。

まとめ|「ちゃんと向き合う姿勢」が伝われば大丈夫

イヤイヤ期は、子どもが“自分”を確立し始める大事な時期。
そのぶん、親にとっては試されているように感じる瞬間もありますよね。

でも、少しだけ言葉を工夫するだけで、子どもの反応は大きく変わります。

今回ご紹介した声かけ術5つは、どれも「子どもの気持ちを尊重する」ものばかり。
感情的になる前に、“伝え方”を見直すだけで心が通じやすくなるんです。

毎日完璧にできなくても、向き合おうとする姿勢はきっと伝わります。
ぜひ、今日から1つだけでも取り入れてみてください。

ABOUT ME
ジタオ
ジタオ
時短ライフクリエイター
こんにちは!共働き×2児のパパ『ジタオ』です。 家事・育児・仕事・副業…と毎日バタバタですが、「どうすればもっと自由な時間をつくれるか?」を日々研究中。 このブログでは、忙しいパパが“ムリなく時間を生み出す”ための時短アイデアを発信しています。 自分の体験をもとに、家事をラクにこなすコツや、副業と本業を両立する工夫をわかりやすく紹介しています。 「もっと家族との時間がほしい」「副業の時間がとれない…」という方は、ぜひ読んでみてください!
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