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育児術

忙しい朝に!子どもが自分で支度する5つの習慣

dragonron007@gmai.com

子どもが朝ぜんぜん動かない…。
つい「早く着替えて!」「なんでまだ?」って言ってしまう。
そんな朝、あなたも経験ありませんか?

仕事の準備もしないといけないのに、子どもの支度で毎日バタバタ。
出発ギリギリまでイライラして、自己嫌悪になることもありますよね。

実は私も、毎朝「怒らないぞ」と思っても、気づけば声を荒げてしまう日々でした。
でも、ちょっとした習慣を取り入れるだけで、子どもが自分からスムーズに動いてもらえるようになったんです。

この記事では、30代パパが忙しい朝でも子どもに自分で支度してもらえる「5つの習慣」を紹介します。

読むことで、朝のイライラが減り、出勤前の気持ちにもゆとりが生まれます。
「朝の支度」って、パパがちょっと工夫するだけで変わるんです。

子どもといい1日をスタートするために、今日からできることを見つけていきましょう。

子どもが自分で支度するとパパの朝がラクになる理由

子どもが自分で朝の支度を進められるようになると、パパのストレスはぐっと減ります。
毎朝「着替えた?」「歯は磨いた?」と声をかけるだけで、エネルギーを使ってしまうものです。

朝の時間は、自分の身支度や出勤の準備にも追われている中で、子どもの支度まで管理するのは正直つらいですよね。
でも、子どもが自分で動けるようになると、その負担が大きく軽くなります。

私も以前は、出発時間ギリギリまで子どもの着替えや持ち物確認に追われていました。
それが今では、子どもが自分から動くおかげで、朝にコーヒーをゆっくり飲める余裕すらできています。
ほんの5分でも自分の時間があると、気持ちのゆとりがまったく違います。

子どもが自分で支度できるようになると、パパの朝にも小さな余白が生まれます。
それだけで、1日を前向きにスタートできるようになります。

✅朝の主導権を“子ども”に渡すとラクになる
「全部やってあげる」より「できる環境を用意する」ほうが、結果的にスムーズ。
子どもの自立は、パパ自身の”自由時間”も生み出してくれます。

1. 支度の順番を毎日同じにして「流れ」を覚えてもらう(加筆版)

朝の支度は、順番を決めて習慣化するだけでスムーズになります。
子どもは毎回やり方が変わると混乱しやすく、行動が止まりやすくなります。

「起きたら顔を洗う → 着替える → ごはん → 歯みがき」など、
毎日同じ流れにすることで、子どもも迷わず動けるようになります。

我が家でも、最初は日によって支度の順番がバラバラで、子どもが戸惑うことがよくありました。
「今日は着替え先?ごはん先?」といった混乱で、動きが止まることもしばしばでした。

そのたびに「早くして!」と声を荒げてしまっていましたが、
よく考えると、毎日やり方が違うのは子どもにとっても分かりづらいはずです。

そこで、支度の順番を決めて、できるだけ毎日同じ流れを繰り返すようにしたところ、
次第に子どもが自然と先の行動を予測して動けるようになりました。
「この順番でやるんだ」と本人の中で定着してくると、支度がどんどんスムーズになります。

一度流れが定着すれば、子どもも”自分でできる”感覚をつかみ始めます。
その結果、親が声をかける回数も自然と減っていきます。

✅「毎日の流れ」を決めると行動がラクになる
子どもは”迷わない環境”だと驚くほどスムーズに動けます。
習慣にすれば、準備のたびにイライラする必要がなくなります。

2. 支度グッズの定位置を決めて「迷い」をなくす

子どもが自分で支度を進められるようになるには、道具を探さずに手に取れる環境づくりが大切です。
モノの場所がバラバラだと、そのたびに「どこ?」と聞かれ、親も手が止まってしまいます。

服やくつ下、歯ブラシやハンカチなど、朝の支度に必要なものは“子ども目線”で取りやすい場所にまとめておくことがポイントです。
どこに何があるかが決まっていれば、子ども自身が迷わず行動できるようになります。

我が家では、毎日見るテレビの周りに制服や靴下が置いてあり、朝は「着替えてね」というだけで着替えが始まります。手の届く範囲にあるので、手伝うこともなく自分でしっかりと着てくれています。

“決まった場所にある”というだけで、子どもは安心して自分で動けるようになります。
そして、その分だけパパの出勤準備にも集中できる時間が増えるのです。

✅迷わず手に取れる環境が自立を助ける
探す手間がないだけで、子どもの行動はグッと早くなります。
「片付ける場所」も一緒に決めておくと、支度後のリセットもスムーズになります。

3. タイマーを使って“楽しい焦り”をつくる(加筆版)

子どもが支度に時間がかかる理由の一つに、「時間の感覚がない」という点があります。
そこで役立つのが、タイマーを使った“ゲーム感覚”の仕組みです。

「着替えを3分でできるかな?」「歯みがきタイムは5分!」といったように、
タイマーを使ってミッション風にすると、子どもは遊び感覚で取り組むようになります。
ポイントは、プレッシャーではなく「ちょっと楽しい競争」にすることです。

我が家では、最初は私が「あと〇分だよ!」と声でカウントしていたのですが、
これが逆にプレッシャーになってしまい、子どもが泣いてしまうこともありました。

そこで、キッチンタイマーを使って「よーい、スタート!」と自分でボタンを押させるようにしたところ、
まるでゲームのように楽しくなったようで、驚くほどスムーズに動けるようになったのです。

時間を“音”で知らせることで、行動にメリハリがつきます。
「間に合った!」「今日は早くできた!」という小さな達成感が、子どもにとって自信になります。

✅時間を“見える化”すると行動にスイッチが入る
数字や音で時間を意識すると、子どもの集中力が高まります。
ルールより「遊び」に近づけることが、継続のコツです。

4. 前夜にできる準備は一緒にやっておく

朝はバタバタしがちだからこそ、夜のうちにやっておけることは前倒ししておくのが大きなポイントです。
特に子どもと一緒にやることで、「支度は自分でやるもの」という意識も育っていきます。

たとえば次の日に着る服を子どもと一緒に選んで、寝る前に準備しておくだけでも大違いです。
「これ明日着るから、ここに置いておこうね」と声をかけることで、朝の行動がスムーズになります。

我が家では、毎晩寝る前に5分だけ「明日の準備タイム」を設けています。
持ち物、着る服、連絡帳などを子どもと一緒にチェックする習慣をつけたことで、忘れ物も減りました。

以前は、朝になって「今日体操服いるのに洗濯中だった!」という失敗もあり、
親子そろってドタバタすることが何度もありました。
でも夜のうちに一緒に準備を確認するようにしてから、そういったトラブルも激減しました。

夜に余裕がある時間だからこそ、子どもと向き合って準備する時間が取れます。
朝の慌ただしさを減らすためにも、前夜の工夫はとても効果的です。

✅“一緒に準備”が子どもの責任感を育てる
夜のうちに軽く確認するだけで、朝は声かけなしでも動けるようになります。
親子で一緒にやることが、習慣づけの第一歩になります。

5. パパは“見守り役”に徹して、子どもの挑戦を支える

子どもが自分で支度をするようになるには、「やらせてみる勇気」も大切です。
つい口や手を出したくなりますが、パパが一歩引いて見守ることで、子どもは自分で考えるようになります。

もちろん、最初はうまくいかないこともあります。
でもそこで「ほら、だから言ったでしょ」と言ってしまうと、自信を失わせてしまいます。
失敗しても「がんばったじゃん!」と受け止めることが、子どもの意欲を育てるコツです。

私も最初は、「遅いな…」「ちゃんと着れてる?」とつい口を出してしまいがちでした。
ある朝、靴下を左右逆に履いていた子どもに「反対だぞ」と言いかけたその瞬間、
子どもが自分で「間違えた!間違えた!笑」と気づいて、笑いながら履き直す場面があったんです。

そのとき、私はハッとしました。
これまでは、間違いに気づく“きっかけ”を私が先回りして奪っていたことに気づいたのです。

それからは、多少のミスがあってもぐっとこらえて見守るようにしました。
すると子どもは、自分で工夫しながら履き直したり、試行錯誤を楽しむようになっていったんです。

パパがやることは、完璧にやらせることではありません。
“自分でやろう”という気持ちを応援すること。それが一番のサポートです。

✅「手を出さない」も立派な子育てのかたち
黙って見守る時間が、子どもの自信を育てます。
子ども自身が成長を実感できる場面を、あえて奪わないことが大切です。

支度習慣を「続ける」ためのコツ

子どもが自分で支度できるようになっても、続けられなければ意味がありません。
最初の数日はうまくいっても、気づけば元通り…というケースは少なくないですよね。

そもそも子どもは、大人以上に気分の波があります。
疲れている日、眠たい日、遊びたい気分の日…。
毎日同じように動いてくれるわけではないからこそ、「できなかった日」への対応が大切になります。

まず意識したいのは、「できた日」をしっかり褒めること。
小さな成功でも、「お、今日はもう着替えてたの?すごいな!」と声をかけるだけで、やる気が続きやすくなります。

また、親自身も“完璧主義”になりすぎないことが大切です。
理想通りにいかなくても、「まあ今日はこんな日もあるか」と切り替えることで、親子ともに気持ちがラクになります。

我が家では、週に1回だけ“ごほうびの日”を作って、1週間支度をがんばったら子どもの好きな朝メニューにするなど、ちょっとした楽しみを取り入れています。
それだけで子どもは、「また来週もがんばろう」と前向きになってくれるようになりました。

支度を習慣にするには、「繰り返せること」「続けやすい仕組み」「楽しいと思える工夫」の3つがそろっていることがカギです。
根気よく取り組めば、少しずつ生活の中に定着していきます。

✅「完璧じゃなくてOK」の気持ちが長続きのコツ
気分や調子に波があって当たり前。
親も子も肩の力を抜いて、一歩ずつ積み上げていきましょう。

まとめ|パパのひと工夫で“朝のストレス”は変えられる

朝の支度でバタバタしてしまうのは、どこの家庭でもよくあることです。
でも、ちょっとした習慣と環境づくりによって、子どもは自分から動けるようになります。

今回紹介した5つの習慣は、どれも「すぐに試せる」「続けやすい」ものばかりです。

・支度の順番を毎日同じにする
・支度グッズの定位置を決める
・タイマーで支度を楽しい習慣に変える
・前夜の5分で朝の準備を整える
・パパは“見守る勇気”をもつ

大切なのは、完璧にやらせることではありません。
子どもが「できた!」と感じられる場面を増やしてあげること。
そして、親も「うまくいかない日もある」と受け止めるゆとりを持つことです。

見守る、準備する、整える――。
パパのちょっとしたひと工夫が、子どもを自立に導き、朝の空気をガラッと変えてくれます。

子どもの成長とともに、パパ自身の朝にもゆとりと自信が生まれていきます。
慌ただしい朝を“家族で笑ってスタートできる時間”に変えていきましょう。

ABOUT ME
ジタオ
ジタオ
時短ライフクリエイター
こんにちは!共働き×2児のパパ『ジタオ』です。 家事・育児・仕事・副業…と毎日バタバタですが、「どうすればもっと自由な時間をつくれるか?」を日々研究中。 このブログでは、忙しいパパが“ムリなく時間を生み出す”ための時短アイデアを発信しています。 自分の体験をもとに、家事をラクにこなすコツや、副業と本業を両立する工夫をわかりやすく紹介しています。 「もっと家族との時間がほしい」「副業の時間がとれない…」という方は、ぜひ読んでみてください!
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